HACCP(Hazard Analysis and Critical Control Pointの略称)は、1993年にコーデックス委員会により「HACCPシステムおよびその適用のためのガイドライン」が示されたことにより、食品安全の管理方法として世界的に利用されることになりました。今日では HACCPが義務化されている国も少なくありません。
わが国では、厚生労働省がHACCPを制度化するための具体的枠組等について、2016年から「食品衛生管理の国際標準化に関する検討会」を開催し、HACCPによる衛生管理が制度化されることになりました。
このような状況の下、全国パン粉工業協同組合連合会は、HACCP手引書作成委員会を設けて、従業員数が数人から数十人の小規模な事業所向けに「パン粉のHACCPの考え方を取り入れた衛生管理のための手引書」を作成しました。
パン粉の製造各社におかれましては、この手引書を参考にして、各社それぞれのHACCP管理マニュアルを作成して、製品の安全、信頼性の向上に活用していただくことを願っております。
パン粉のHACCPの考え方を取り入れた衛生管理のための手引書
(2.4MB)
令和元年6月発行 全国パン粉工業協同組合連合会
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